تسجيل الدخول待機室にて、
「ふう、なんとか私の手の内を見せるだけで済んだね。次はラーナの手の内だけで勝ちたいわね。」
「やあ、頑張ってるじゃないか」
三人で話をしていると、タルトナ先生が入ってきた。
「おかげさまでなんとか一回戦は突破できました」
「まあ、油断するんじゃないよ。って言っても無駄か。テネレッツァいるしね。」
タルトナ先生は私に期待に満ちた目でこちらを見つめてくる。
「言われなくてもわかっています。タルトナ先生。ちょっと本気を出すのは剣術部と対戦する時だけですから。」
4人で次の試合の話をしているとヤーラが呼びに来てくれた。
「次の試合が始まるよ。みんなで見に行こう!」
ヤーラに連
待機室にて、「ふう、なんとか私の手の内を見せるだけで済んだね。次はラーナの手の内だけで勝ちたいわね。」「やあ、頑張ってるじゃないか」三人で話をしていると、タルトナ先生が入ってきた。「おかげさまでなんとか一回戦は突破できました」「まあ、油断するんじゃないよ。って言っても無駄か。テネレッツァいるしね。」タルトナ先生は私に期待に満ちた目でこちらを見つめてくる。「言われなくてもわかっています。タルトナ先生。ちょっと本気を出すのは剣術部と対戦する時だけですから。」4人で次の試合の話をしているとヤーラが呼びに来てくれた。「次の試合が始まるよ。みんなで見に行こう!」ヤーラに連れられて、観客席に行くと、もう試合は始まっていた。「クアデルノ、リブロ、行くわよ!」「「はい!」」「テラバース」「印魔法、業火球」「フィードバーニア」3つの魔法が相手に向かって飛んでいく。「「「アクリライト」」」対する美術部も魔法を唱え、自分たちを囲むように展開していく。「顕現魔法、ゴーレム」エテルニテは、水魔法の詠唱をしながら、顕現魔法を発動させた。なんと二重詠唱である。その間にもお互いがお互いに向かって魔法を行使している。そのさなか、アルティが戦局を変える魔法を放った。
【どうして、私の争奪戦になるのですか?】私は驚きが隠せずそんな質問をした。「どうしてって、筆記、実技ともに満点で無詠唱魔法すら使える子が入ってきたのよ?そりゃあみんな欲しがるでしょ。」アローナ部長が説明しているとラーナ副部長が補足するように言う。「で、私たちがテネレッツァを勝ち取ったから、ほかの部たちが嫌がらせをし始めたのよ。」迷惑なものである。私には関係ないのに。そんなことを考えているとふと思ったことがある。【それって、1年生も出れるのですか】「ええ、出れるわよ。だからあの子たちもこんなことをしてきたのでしょうね。」マリア先生が半分呆れた顔で答えてくれる。 私は決心した。あいつらにやり返してやると。この母上が買ってくれた制服を汚し傷つけたあいつらをぼこぼこにしてやると。 そして、私はある魔法を発動した。(もういいよね。やってやる、「リバース」)「あ、あああー。ふう、これで私の声が聞こえますか?」全員が目を丸くした。それもそのはずである。あのエリカ様でさえ治すことが出来なかったバダゴーラの呪いをまだ幼い子が自分で直しているのだから。「初めて使ったけどうまくいきましたね。」「いったい何をしたのですか?」アリューシア様が私に尋ねてくる。「リバースという支援魔法の応用です。もともとは罠の魔法陣や攻撃魔法陣を消すのに使う魔法なのですが、自分にかけられているバダゴーラの呪いを魔法陣に置き換えて消しました。」
「起きてください、テネレッツァ様」メイドに起こされて、朝の準備をする。「きょうは、確か学園のちょっとした授業と部活動紹介じゃったな。後、勧誘が解禁されるのも今日か。」「ふふ、テネレッツァなら昨日すでに勧誘されてますよ。」アリューシアがテネレッツァが朝ごはんを食べているのを見ながらクロノアに言うこの人、なんでもう王城にいるの。朝早すぎじゃない?そんなことを思いながら、朝食を食べ学園へと向かう。「えー、今日は1,2時間目は授業をそして3時間目からは、部活動紹介及び園内散策とする。一時間目は数学、二時間目は国学だから忘れないように!以上。」一時間目は、グラット先生の数学の授業だった。内容は四則演算の応用及び分数につてだった。二時間目は、ダント先生による、国学の授業だった。内容は文字と片仮名と呼ばれる文字についてだった。 そして三時間目、「今、渡した紙には、各々の部活動の紹介をしている場所が書いてある。昼からもやっているからじっくりと見てくるといい。では、解散。」先生の合図でみんな教室を出ていった「私たちもいきましょうか。」私は相変わらず、アリューシア様に引っ付いている。まるで姉と恥ずかしがり屋の妹みたいではないか。「どこから、回ろうか。」アリューシア様がそう聞いてくる。私は地図のある場所を指さした。「ん?ここに行きたいの?じゃあまずはそこに行ってみようか。」そこは、魔法技術
入園式当日「緊張しておるのか?」クロノア様が、私が制服に着替えているのを見ながら言うというか、なんでクロノア様はここにいるのだろうか。部屋で待っててくださればいいのに。「まあ、気楽に行けばよい。今週は学科紹介や委員会、部活動なんかの紹介や学科決めとかしかせんから安心せい。」そんなことを言われても緊張するものは緊張するのである。「さあ、着替え終わったか?学園に行くぞ。」クロノア様と一緒にテンペンシア王都学園へと向かう。式場につくとすでにたくさんの学生がいた。「あ、おはようございます、テネレッツァ様。」そう話しかけてきたのは、アリューシア公爵令嬢である。「仮にもこの国の王である妾に挨拶もなしにテネレッツァに話しかけるとはのう。」少し不機嫌気味で言うクロノアに「これは申し訳ございません。クロノア女王殿下。」少し申し訳なさそうにしながら謝っていた。そうやって話していると「君たち新入生かい?」この学園の教師と思われる人に話しかけられた。「あ、すいません。今から大ホールに向かうところでした。」アリューシアがそう答えると教師は笑顔で「では、ご案内いたします。君たちのクラスは?」アリューシアが私の分まで教えてくれた「二人とも1―3です。」「わかりました。ではこちら
次の日の朝「起きろ、テネレッツァ。朝じゃぞ。」母上が優しく起こしてくれる。出しておいてくれた旅装に着替え、持ってきてくれた朝ご飯を食べる。「さあ、今日はアラクト領に行くぞ。」ご飯を食べて少しゆっくりした後、馬車に乗り込んで出発する。ちなみにここまで絡んでくる者はおろか話しかけてくる者はひとりも居なかった。アラクト領までの道のりは比較的平和だった。途中で魔物が出てきたりしたが、ベロニカ様が「じゃまだー。燃えろー!。」と言いながら魔法をぶっ放していたので魔物よりも怖いと思った。(この人に喧嘩売ったらどうなるんだろう。)馬車の中でゆったりしていると「着きましたよ~。」馬車の御者をしていたエリカが気の抜けた声で言う。「お待ちしておりました。クロノア様。」町に着くと、アリューシア公爵令嬢が出迎えてくれた。「わざわざ来てくれんでもよかったのに。場所は知っておるから自分で行けるぞ。」クロノアがそういうがアリューシアは首を横に振る「そんなことできません!女王陛下を出迎えもせず屋敷で待っているなど不敬に当たります。」アリューシアはそういうがクロノアは気にしていないようだった。「まあ、とりあえず屋敷に行こうか。積もる話もあるしの。」「確かに、面白い話もありますからね。」エリカはそう言いながら、クロノア
そして次の日「馬車の用意ができました。テネレッツァ様。」メイドに言われ、読んでいたノートを片付け部屋を出る。みんな準備は出来ているようだった。(ん?これ四神様とかみんな出て行って大丈夫なのかな。王都の守り。)私は紙にペンを走らせ【王都の守りは大丈夫なのですか?】と書き、見せると「大丈夫、この国には、王国直属近衛騎士団がいるからのう。」クロノアが説明するとそれに続くようにエリカが「もう!テネレッツァはそんなこと心配しなくてもいいの!あなたのための旅行なんだから。」ちょっと怒り気味の顔で言ってきた。(え?初耳なんですけど。)「さあ出発するか。目指すはアラクト領だ!」ベロニカ様の一言で、旅行が始まった。 旅の道中はとても和やかだった。魔物が出てくるわけでもなく、盗賊なんかにも襲われることがなかった。旅行一日目は、ほぼ移動だった。アラクト領と王都の間にある領、ランクス領の宿に泊まるらしい。【なぜ、領主館にある、迎賓館に泊まらないのですか?】紙に書いてそう聞くと「確かに、テネレッツァは王城の授業でそう習ったものね。」 そう、私は王城で貴族や王族は各領に行く時には迎賓館に泊まりその領の貴族に挨拶をしたりしなければならない、と習ったのだ。「今回はお忍び







